2006年02月24日

●プロパティエディタ プラグインのインストール

J2EEアプリケーションの設定ファイル(あるいは国際化対応)は、プロパティファイルを利用することになります。しかし、仕様上プラットホーム非依存を実現するために、ファイル内のマルチバイト文字をJ2SDKに付属の「native2ascii」ツールでUnicodeに変換しなければなりません。
たいした手間ではないものの、頻繁に「native2ascii」を実行するのも面倒になってきます。

そこで今回は、プロパティファイル編集用のeclipseプラグインをインストールします。
このプラグインでは、プロパティ編集中はマルチバイト文字で表示させ、保存時に自動的にUnicodeに変換してくれます。


事前にEclipse3.1のインストールがおこなわれている必要があります。。


更新サイトが用意されているので、ネットワークインストールをおこなうこととします。

インターネット環境にHTTPでアクセスする際、プロキシサーバーを経由している場合はEclipse HTML Editor プラグインのインストールを参考に、先にプロキシの設定をおこなってください。


sourceforge更新サイトに接続します。メニューの「ヘルプ」-「ソフトウェア更新」-「検索とインストール」を選択します。


フィーチャーの更新では、「インストールする新規フィーチャーを検索」を選択して次へボタンを押します。


更新アクセス先サイトでは、まず「新規リモート・サイト」ボタンを押します。


名前に「property editor」、URLに「http://propedit.sourceforge.jp/eclipse/updates/」を入力してOKボタンを押します。


更新先アクセスサイトでは、「property editor」のチェックをONにして終了ボタンを押します。


指定サイトに接続されるまで待ちます。


サイトに登録されているフィーチャーがツリー表示されます。「PropertiesEditorForEclipse3.x」のチェックをONにして、次へボタンを押します。


使用条件の条項に同意して、次へボタンを押します。


インストールするフィーチャーが表示されるので、終了ボタンを押します。


フィーチャーにデジタル署名されていない旨の警告が表示されますが、かまわず「すべてインストール」ボタンを押します。

しばし待ちます。


インストールが完了すると、ecilpseの再起動確認ダイアログが表示される場合があります。お奨めされているので、はいボタンを押します。

Eclipseが再起動されます。

これでプロパティエディタのインストールは完了です。
では、実際に動作を見てみましょう。
プロパティファイルは、「WEB-INF/src」下に配置してあります。


プロパティファイルのアイコンが、エディタのアイコンになっているので、ダブルクリックで開きます。

もしアイコンがプロパティエディタのものになっていなかったら、右クリックメニューから「アプリケーションから開く」-「PropertiesEditor」を選択して開いてください。


こんな漢字でマルチバイト文字で表示されます。ハイライトもされていますね。


通常のJavaエディタのように、「Ctrl+S」キーで保存すると、実ファイルはUnicodeで保存されます。
確認してみましょう。エディタ上で右クリックして表示されるメニューから「Unicode表示」を選択します。

Unicode変換されたファイル内容が表示されます。実ファイルの中身はこうなっているわけです。

2006年02月21日

●Eclipse HTML Editor プラグインのインストール


EclipseのテキストエディターはWindowsメモ張並のエディターなので、
HTML・JSP等を記述する時はなにかと不便なものです。
そこで、Eclipseにエディタープラグインをインストールします。


いろいろなエディターが公開されているのですが、ここでは
Eclipse HTML Editor を選択します。
公開されているサイトでは、エディタ機能として以下の点が挙げられています。


  • HTML/JSP/XML/CSSのシンタックスハイライト


  • Browserコントロールによるプレビュー


  • HTMLタグ要素、属性名、閉じタグのコンテンツアシスト


  • ウィザードによるHTML/JSP/XMLファイルの作成


  • HTML編集支援機能(選択範囲のタグエスケープ、コメント化)


  • 見出しのアウトライン表示


  • エディタの設定(強調表示の色、タブ/分割形式の切り替え)


  • JSPタグ、カスタムタグの補完


  • XMLのアウトライン表示、DTDベースの補完・バリデーション


  • HTML/JSP/XMLエディタでのフォールディング機能


  • Eclipseのエディタとして動作するWebブラウザ


  • イメージビューア(「ウィンドウ」→「ビューの表示」→「その他」から「HTML/JSP/XMLエディタプラグイン」→「イメージ」を選択)


  • タグパレット(「ウィンドウ」→「ビューの表示」→「その他」から「HTML/JSP/XMLエディタプラグイン」→「パレット」を選択)


  • CSSエディタでの補完、アウトライン表示


  • もともとHTML/JSP/XML/CSSのシンタックスハイライト・コード補完をおこなってくれる上に、tablibの設定がされている場合はtldの情報を読んで、カスタムタグ(strutsタグでも)のハイライト・補完もできてしまうわけです。COOL COOL COOL!


    バージョンは1.6.9が最新です。(06/02/21現在)
    事前にEclipse3.1のインストールがおこなわれている必要があります。。

    まずEclipse HTML Editorを動作させるためにはeclipse.orgから提供されるGEF(Graphical Editing Framework)も必要になるので先にインストールします。すでにGEFがeclipseにインストールされている場合は、この項を読み飛ばしてください。


    GEFのインストールはEclipseの更新サイトからネットワークインストールすることにします。インターネット環境にHTTPでアクセスする際、プロキシサーバーを経由している場合は、ブラウザの設定とは別にEclipseでもプロキシの指定をしなければなりません。(プロキシの無い環境では、この項を読み飛ばしてください)


    [ウィンドウ]-[設定]メニューを選択し、[インストール/更新」を選択します。ここで下段「プロキシー設定」をおこないます。「HTTPプロキシー接続を使用可能にする」チェックをONにし、プロキシサーバーのIPアドレスと、ポート番号を指定してOKボタンを押します。(下画像のIPアドレスはでたらめなので、自身の環境にあわせて読み替えてください)


    Eclipse更新サイトに接続します。メニューの「ヘルプ」-「ソフトウェア更新」-「検索とインストール」を選択します。

    フィーチャーの更新では、「インストールする新規フィーチャーを検索」を選択して次へボタンを押します。


    更新アクセス先サイトでは、「Eclipse.org update site」のチェックをONにして終了ボタンを押します。


    指定サイトに接続されるまで待ちます。


    指定サイトにミラーサイトが用意されている場合、サイトを選択することができます。ここではそのまま「Eclipse.org update site」を選択してOKボタンを押します。(会津大に繋がんなかった…)


    サイトに登録されているフィーチャーがツリー表示されます。「Graphical Editing Framework 3.1.1」のチェックをONにして、次へボタンを押します。


    使用条件の条項に同意して、次へボタンを押します。


    インストールするフィーチャーが表示されるので、終了ボタンを押します。


    フィーチャーにデジタル署名されていない旨の警告が表示されますが、かまわず「すべてインストール」ボタンを押します。

    しばし待ちます。


    インストールが完了すると、ecilpseの再起動確認ダイアログが表示される場合があります。お奨めされているので、はいボタンを押します。

    Eclipseが再起動されます。


    これでGEFのインストールは完了です。


    さて、ここからEclipse HTML Editorのインストールを始めます。


    Project AmaterasサイトのEclipse HTML Editor Pluginのページにアクセスし、上の方「ダウンロード」-「こちらからどうぞ」リンクをクリックします。


    EclipseHTMLEditor欄の一番上が最新バージョンです。」-「tk.eclipse.plugin.htmleditor_1.6.9.zip」リンクをクリックします。


    ダウンロード先を指定して(どこでも)、「 tk.eclipse.plugin.htmleditor_1.6.9.zip」を保存します。


    保存したzipファイルをお手持ちの解凍ツールで解凍します(ディレクトリ付き解凍)。解凍すると、「plugins」といるディレクトリが作成されるので、まるごと<eclipseインストール先> ディレクトリにコピーします。


    プラグインをインストールしたらお約束、Eclipseの再起動をおこないます。


    以上でEclipse HTML Editorのインストールは完了です。では、実際に動作するか見てみましょう。


    プロジェクト内のHTMLファイルをEclipse HTML Editorで開いてみます。ファイルを右クリックして表示されるメニューの「アプリケーションから開く」を選択すると、サブメニュー内に「Amateras HTMLエディタ」が増えています。選択してみましょう。


    タグがハイライト表示されていますね?
    またタグを途中まで入力すると補完リストが表示されます。

    HTMLの他にXML・CSS・JSPファイルなどでも試してみてください。
    「アプリケーションから開く」で選択されたエディタはファイルごとに記憶されているので、次回はダブルクリックのみで最後に指定したエディタ(アプリケーション)で開かれます。


    では、JSPファイルでカスタムタグが指定されている場合はどうなるでしょうか。以下Strutsのカスタムタグの例です。

    補完されるじゃないですか!COOL COOL COOL!
    もちろんtablibが正しく設定されていないと補完されません。おかしいなと思ったらtablibの記述を調べてみてください。

    2006年02月10日

    ●Tomcatプロジェクトの作成

    インストールしたSysdeo Tomcat プラグインで簡単なアプリケーションを作成してみましょう。


    シナリオはこんな感じです
    1.hello.htmlで名前をテキストに入力
    2.送信ボタンでhelloサーブレットに送信
    3.helloサーブレットは「こんにちは **さん」というHTMLを表示


    ではまずプロジェクトを作成しましょう。パッケージ・エクスプローラー上で右クリックし、表示されたメニューから「新規」-「プロジェクト」を選択します。「ウィザードを選択」では、「Java」-「Tomcat プロジェクト」を選択して「次へ」ボタンを押します。


    プロジェクト名と、保存先を設定します。

    ここではプロジェクト名を「sampleapp」とします。また、Tomcatのアプリケーションコンテキスト名となります。

    保存先はデフォルトで <eclipseインストール先>workspace\プロジェクト名 となっています。変更したい場合は「デフォルトの使用」チェックを外して「ディレクトリー」テキストに場所を指定します。変更する場合は、パス末尾のディレクトリ名がプロジェクト名となるようにしましょう。


    Tomcat プロジェクトの設定をおこないます。デフォルトのままでよいでしょう。


    パッケージ・エクスプローラーに作成したプロジェクトが表示されます。

    実際に指定したディレクトリ下に、Tomcatアプリケーションに必要なディレクトリ(WEB-INFとか)が作成され、各種ライブラリに対してのクラスパスも設定されています。


    ではサーブレットを作りましょう。Javaクラスはパッケージエクスプローラーの「WEB-INF/src」下に作成します。また、パッケージ・エクスプロ−ラーではフィルタリングされ表示されませんが、「WEB-INF/src」に作成したJavaクラスソースは保存・更新のたびに「WEB-INF/classes」にコンパイルされて保存されます。

    とりあえずサーブレットクラスを収めるために一つパッケージを作りましょう。「WEB-INF/src」の上で右クリックしてメニューを出し、「新規」-「パッケージ」を選択します。

    パッケージ名は「hello」とでもしてOKボタンを押します。


    次に作成された「hello」パッケージの上で右クリックしてメニューを出し、「新規」-「クラス」を選択します。


    名前に「HelloServlet」と入力します。また、サーブレットなのでHttpServletクラスを継承する必要があります。eclipseでは親クラスを簡単に指定できます。「スーパークラス」行の「参照」ボタンを押します。


    「スーパークラスの選択」ダイアログで、「型を選択してください」というテキストに、頭の「httpse」くらいまでで入力します。そうすると1文字入力するごとに、下の「一致する型」リストに入力文字でフィルタリングされたクラスが表示されます。リスト内で目的のクラスが特定できたら、クリックして青色反転させOKボタンを押します。

    長いクラス名を入力する手間が省けるとともに、TYPOの抑制にもなりますね。


    作成されたサーブレットのクラス名に警告の黄色い破線が表示されているかもしれません。HttpServletクラスはjava.io.Serializableインターフェイスをインクリメントしているため、serialVersionUIDを設定しないとこの警告が出ます。
    要件にもよりますが、警告を止めてもかまわない場合は、メニュー「ウィンドウ」-「設定」で設定ダイアログを表示し、「Java」-「コンパイラー」-「エラー/警告」の、「潜在的なプログラミングの問題」の一番上「serialVersionUIDなしのシリアライズ可能クラス」の設定を「無視」にします。

    これ出たらOKボタン。


    今回はHTMLからサーブレットに対してPOSTさせるシナリオですので、doPostメソッドを実装しなければなりません。eclipseではメソッドのオーバーライド指定も簡単です。クラスソース内で右クリックして表示されるメニューから、「ソース」-「メソッドのオーバーライド/実装」を選択します。


    スーパークラスのメソッドが一覧で表示されるので、オーバーライドしたいメソッドのチェックを押し、OKボタンを押します。


    メソッドが貼りつきました。まぁ実装は自分で書かなければならないわけなんですが、引数や戻り値の型などでTYPOすることは無くなるわけです。引数の変数名は親クラスの実装のまま(doPostメソッドであれば、HttpServletRequest型の第1引数が「arg0」、HttpServletResponse型の第2引数が「arg1」)なので、お好みで変更します。今回は、「req」「res」としました。

    タブとして表示されているクラス名の左に「*」が表示されていますが、これは「編集中」である、ということを表しています。ショートカットキー「Ctrl」+「S」で保存できます。


    POST値を表示するコードを書きます。下の例ではまだ PriterWriter クラスをインポートしていないため、赤破線のエラーがついています。エラー個所にマウスカーソルを持っていくと、エラー内容がツールチップ表示されます。


    ソースファイル上で右クリック(どこでも)して表示されるメニューから「ソース」-「インポートの編成」を選択します。これで自動的に必要なimport文が追加されます。複数箇所ある場合も一括で解決されます。クラスパスが通っているライブラリ中に複数の同名クラスがある場合は、一覧選択するダイアログが表示されます。


    次にHTMLファイルを作成します。アプリケーションコンテキストルート下ならどこでも良いですが、「WEB-INF」や「WEB-INF/src」の下はJavaクラスだけを置くので避けましょう。また、ルート直下でも良いですが、数が増えてくると管理しずらくなるので、HTML用のディレクトリを作成しましょう。
    「sampleapp」上で右クリックしてメニューを表示し、「新規」-「フォルダー」を選択します。

    フォルダ名は「hello」とでもしてOKボタンを押します。

    同様に、「sampleapp\pages」下に「hello」ディレクトリを作成しました。
    また、ディレクトリの作成と同じ要領で、作成された「hello」ディレクトリ上で右クリックし、メニューの「新規」-「ファイル」を選択し、「hello.html」を作成しました。


    作成された「hello.html」を編集しましょう。拡張子「.html」はデフォルトで、eclipse内部ブラウザに関連付けられているため、エディターで開くように指定します。「hello.html」ファイルを右クリックし、メニューの「アプリケーションから開く」-「テキスト・エディター」を選択します。


    送信用のHTMLファイルを記述します。今はただのテキストエディターなので、タグによる色分けやコード・アシスタント機能はありません。今後のエントリーで、HTMLやJSPファイル用のプラグインを紹介していく予定です。


    最後にアプリケーション用のweb.xmlファイルを作成します。「WEB-INF」上で右クリックし、表示されるメニューから「新規」-「ファイル」を選択します。(WEB-INF/src にしないように注意!)
    ファイル名に「web.xml」を入力しOKボタンを押します。


    web.xmlファイルに、サーブレットのマッピング情報を記述します。ここでもただのテキストエディターなので、そっけない感じですが、プラグインを入れれば管理しやすくできます。(今後のエントリー参照)


    最後にデバッグの準備として「デバッグ」パースペクティブを表示しておきましょう。メニュー「ウィンドウ」-「パースペクティブを開く」-「デバッグ」です。一度開くとeclipseは状態を記憶し、再起動してもパースペクティブの表示は残ります。


    ではTomcatを起動しましょう。既にTomcatが起動している場合は必ず終了させてから、ecilpse&Sysdeo Tomcat プラグインによるTomcat起動をおこなってください。起動は簡単、ツールボタンのにゃんこちゃんを押すだけです。左のボタンから、開始・停止・再起動となっています。


    コンソールビューにわらわら〜、と起動状態が標準出力されます。「情報:Server startup」で起動完了です。


    新しくTomcatアプリケーションが作成されたので、JK2設定も追加しておきます。<Apacheインストール先>\conf\workers2.properties ファイルをエディタで開き、uri設定を追加します。今回のアプリケーションは「sampleapp」なので、以下のとおりとなります。

    workers2.properties を編集したら忘れずにApacheを再起動してください。


    では、ブラウザからhtmlファイルを開きましょう。今回のサンプルだと「http://localhost/sampleapp/pages/hello/hello.html」となります。


    名前を入力して送信ボタンを押すと…
    表示されましたね?

    ●Sysdeo Tomcat プラグインのインストール

    EclipseにTomcatと連携されるプラグインをインストールします。いろいろな種類のプラグインが公開されていますが、ここでは「Sysdeo Tomcat プラグイン」を利用します。(将来的にはWTPも試してみるつもり)


    「Sysdeo Tomcat プラグイン」をインストールすると、Eclipseから以下のことがおこなえます。


  • Tomcatの起動・停止・再起動

  • Eclipseのデバッガでデバッグ(ブレークポイント・スッテプイン・ステップアウト)

  • server.xmlファイルの自動作成・更新

  • 同コンフィグレーションファイルの選択

  • プロジェクトからwarファイルの作成

  • TomcatのJVMパラメータ・クラスパス・ブートクラスパスの設定

  • バージョンはV3.1が最新です。(06/02/10現在)
    事前にEclipse3.1のインストールがおこなわれている必要があります。。

    (※注 以下の説明文でパスの区切り文字が「\(バックスラッシュ)」で表記されていますが、「¥」に読み替えてください。


    sysdeo.comのダウンロードサイトにアクセスし、上の方「Te'le'chargement」-「tomcatPluginV31.zip」リンクをクリックします。


    ダウンロード先を指定して(どこでも)、「tomcatPluginV31.zip」を保存します。


    保存したzipファイルをお手持ちの解凍ツールで解凍します(ディレクトリ付き解凍)。解凍すると、「com.sysdeo.eclipse.tomcat_3.1.0」というディレクトリが作成されるので、まるごと<eclipseインストール先>\plugins ディレクトリにコピーします。


    eclipseを起動すると(既に起動している場合は再起動)、メニューバーに「Tomcat」が、ツールボタンににゃんこちゃんが追加されているはずです。


    メニューバー「ウィンドウ」-「設定」を開いて設定ダイアログを表示し、「Tomcat」の設定をしましょう。

    「Tomcat バージョン」は現在トムキャット5.0がインストールされているので「バージョン 5.x」を選択します。
    「Tomcat ホーム」はTomcatをインストールしている場所です。

    「コンテキスト宣言モード」は、コンフィグレーションファイルの選択となります。
    「server.xml」を選択すると、<TOMCAT_HOME>\conf\server.xml にアプリケーションコンテキストの設定が更新されます。
    「コンテキストファイル」を選択すると、指定したディレクトリ(デフォルトは <TOMCAT_HOME>\conf\Catalina\localhost)にアプリケーションコンテキストの設定ファイル(プロジェクト名.xml)が作成されます。

    つまり、「server.xml」を選択した場合は複数のアプリケーションを1つのファイルで一括管理、「コンテキストファイル」を選択した場合は、アプリケーションごとに1つずつのファイルで管理となります。どちらでもよいですが、個人的には「コンテキストファイル」の方が各種設定の使い勝手が良いように感じます。


    次に一つツリーを下がって「JVMの設定」を選択します。「JRE」の項目が、設定ダイアログの「Java」-「インストール済みのJRE」と同じものが表示されていることを確認しましょう。(SUN J2SE JDKであること)


    ツリーで同じ並びの「Tomcat Webアプリケーション」を選択します。アプリケーションを再ロードさせるために、URL・ユーザー名・パスワードを設定します。事前に、manager権限をもったTomcatユーザーを作成しておく必要があります。

    ApacheとTomcatをJK2で連携させて、8080番ポートのリスニングを止めている場合は、デフォルトの「http://localhost:8080/manager」から「http://localhost/manager」に変更します。


    ここまで設定できたら「OK」ボタンを押して設定ダイアログを閉じます。プラグインの設定は完了です。

    2006年02月07日

    ●Eclipse3.1.1のインストール

    Eclipseのインストールをおこないます。3.1.2もリリースされていますが、ここでは3.1.1のインストールをおこないます。
    事前にJ2SE SDKのインストールがおこなわれて…なくてもEclipseはjreされあれば動作しますが、Tomcat環境での開発のために事前にインストールしておきます。

    (※注 以下の説明文でパスの区切り文字が「\(バックスラッシュ)」で表記されていますが、「¥」に読み替えてください。


    Eclipse Projectのダウンロードサイトにアクセスし、上の方「Latest Releases」-「3.1.1」リンクをクリックします。


    「Eclipse SDK」の中から、Platform「Windows」の「eclipse-SDK-3.1.1-win32.zip」リンクをクリックします。
    ミラーサイトが一覧で表示されますので、適当なサイトを選びます。


    ダウンロード先を指定して(どこでも)、「eclipse-SDK-3.1.1-win32.zip」を保存します。


    保存したzipファイルをお手持ちの解凍ツールで解凍します(ディレクトリ付き解凍)。解凍先がEclipseのインストール先となります。なお、解凍するとまず「eclipse」というディレクトリが解凍先に作成され、その中に各種ファイル・ディレクトリが保存されます。今回の例ではEドライブの直下に保存しました。


    そのまま起動すると、メニューやヘルプ全てが英語表記となります。起動前にEclipseの日本語化もおこないましょう。Eclipse Projectから言語パックが公開されています。


    先ほどのダウンロードサイトから、一番下の方にある「Language Packs」-「3.1.1 Language Packs」リンクをクリックします。


    上から一つ目の表「SDK Language Packs」で、1行目「NLpack1」の2列目「Windows 98/ME/2000/XP」のリンク、2つあるうちの下「NLpack1-eclipse-SDK-3.1.1a-win32.zip」をクリックします。
    ミラーサイトが一覧で表示されますので、適当なサイトを選びます。


    ダウンロード先を指定して(どこでも)、「NLpack1-eclipse-SDK-3.1.1a-win32.zip」を保存します。


    さて、このファイルもzip形式なので解凍ソフトで解凍(ディレクトリ付き解凍)することになります。Eclipse本体と同様、解凍先に指定したディレクトリに「eclipse」というディレクトリを作成し、その中に言語パックライブラリ類が保存されるので、解凍先にはEclipse本体を解凍するときに解凍先として指定したディレクトリと同じ場所を指定しましょう。解凍ツールでは同名ファイルは上書きするようオプション指定しましょう。
    解凍と同時に上書き保存が不安な方は、一旦別ディレクトリに解凍してから、解凍先の「eclipse」ディレクトリ内、「features」と「plugins」ディレクトリを、Eclipse本体のインストール先(今回の例ではE:\eclipse)ディレクトリに上書きコピーしてください。


    では日本語化されたEclipseを起動してみましょう。Eclipse本体インストール先の「eclipse.exe」を起動します。(今回の例ではE:\eclipse\eclipse.exe)


    作成するプロジェクトのデフォルトの保管先となる、ワークスペースディレクトリを指定します。あくまでデフォルトなので、プロジェクト新規作成時に別の場所を個別に指定することができます。よって、毎回eclipse起動時にこのダイアログが出てくるのもうっとおしいので、「この選択をデフォルトとして使用し、今後この質問を表示しない」というチェックボックスをONに設定しましょう。

    設定したらOKボタンを押します。


    ようこそ画面が表示されたらインストール成功です。日本語表示されていますね?


    「ようこそ」タブの「×」をクリックすると、初期画面が表示されます。


    最後の確認として、メニューの[ウィンドウ] - [設定]から設定ダイアログを表示して、「Java」-「インストール済みのJREを確認しておきましょう。

    「ロケーション」に、既にインストールしてあるSUN J2SE JDKが表示されているか確認しておきます。他のJRE(例えばOracle 9i Clientをインストールすると、jre1.3.1がインストールされる)がインストールされている場合はよく注意して、EclipseがSUN J2SE JDK上で動いていることを確認しましょう。

    2006年02月02日

    ●ApacheとTomcatの連携

    ApacheへのリクエストをTomcatへ渡すコネクタの設定します。
    開発環境であればTomcat内蔵のHTTPサーバーでも良いような気もしますが、
    URLの「:8080」がうっとおしいし。(Tomcat HTTPサーバーのリスニングポートを80にするというは無しの方向で…)


    で、tomcat.pache.orgではJK 2は既に「非推奨」であり、「JK 1.2」を使うようアナウンスされていますが、どうしても連携できなかった…(´・ω・`)ショボーン
    ので、今回はJK 2でのApache-Tomcat連携です。


    Tomcat Projectのダウンロードサイトにアクセスし、下の方「JK2(deprecated)」-「JK 2 Binary Releases」リンクをクリックします。


    「win32」リンクをクリックして表示されるリストから、「jakarta-tomcat-connectors-jk2.0.4-win32-apache2.0.49.zip」のリンクをクリックして保存します。(どこでも)


    解凍するといくつかディレクトリができるので、「modules」ディレクトリ内の「mod_jk2.so」を、(Apacheインストール先)\modules」ディレクトリへコピーします。


    (Apacheインストール先)\conf\httpd.conf ファイルをエディタで開き、「LoadModule」エントリが並んでいる辺りの末尾に、

    LoadModule jk2_module modules/mod_jk2.so

    と1行追加します。


    (Apacheインストール先)\conf ディレクトリ内に、「workers2.properties」というファイルを作成します。連携プロトコルや、Tomcatに渡すか否かを判断するURIを設定します。

    いろいろ設定できますけど、ま、こんなもんでいいかと。
    uriに指定している「manager」「admin」は、Tomcatに含まれている管理用アプリケーションです。今後自分でアプリケーションを作成した際は、[uri:/(コンテキスト名)/*] てな感じで追加していくことになります。


    設定できたらApacheを再起動しましょう。
    タスクトレイのApacheMonitorアイコンを左クリックして表示されるメニューから、「Apache2」-「Restart」を選択します。


    さて、連携できているかどうかの確認ですが、まずTomcat内蔵のHTTPサーバーに直接アクセスできることを確認してから、Apacheを経由してアクセスできることを確かめましょう。対象のアプリケーションはTomcat管理用アプリケーション「admin」です。


    まずブラウザで「http://localhost:8080/admin/」にアクセスして、ログイン画面が表示されることを確かめます。


    同じアプリケーションにApacheを経由してアクセスします。
    ブラウザで「http://localhost/admin/」にアクセスして、ログイン画面が表示されれば成功です。


    最後に、Tomcat自身が8080番ポートでリスニングするのをやめさせましょう。開発環境ならいいですけど、インターネット接続環境で外部に開放する用途であれば忘れちゃだめです。
    (Tomcatインストール先)\conf\server.xml をエディタで開き、

    <Connector port="8080" …

    という個所をコメントアウトします。


    Tomcatを再起動して、「http://localhost:8080」がアクセスできなくなっていることを確認しましょう。念のため「http://localhost/admin/」への連携が大丈夫かも確認しましょう。

    2006年02月01日

    ●Apache2.0のインストール

    Apacheのインストールをおこないます。2.2系もリリースされていますが、ここでは2.0のインストールをおこないます。

    (※注 以下の説明文でパスの区切り文字が「\(バックスラッシュ)」で表記されていますが、「¥」に読み替えてください。


    Apache サイトのダウンロードページにアクセスし、上の方「Apache HTTP Server 2.0.55 is also available」-「Win32 Binary (MSI Installer)」-「apache_2.0.*-win32-x86-no_ssl.msi」リンクをクリックします。


    ダウンロード先を指定して(どこでも)、「apache_2.0.*-win32-x86-no_ssl.msi」を保存します。


    保存したインストーラーを実行します。


    使用許諾契約条項に同意します。


    使用上のご注意。


    サーバー情報の設定をおこないます。

    ネットワークドメイン・サーバー名は、開発環境としては localhost でいいでしょう。「Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for」では上の「for All Users, on Port 80, as a Service」を選択しましょう。リスニングポート80番でサービスとしてApacheがインストールされます。


    インストールタイプは「カスタム」を選択します。


    インストールする機能を選択します。

    「Apache Documentation」は必要なければ外します(ケチくさい?)
    インストール先はディレクトリ名を指定します。また、指定ディレクトリ下に「Apache2」というディレクトリが自動作成され、その下にApacheがインストールされるので注意してください。先にTomcat5.0のインストールがおこなわれており、「E:\ApacheSoftwareFoundation\tomcat5.0」のようにインストールされているのであれば、ここで「E:\ApacheSoftwareFoundation\」と指定するとすっきりします。


    これで事前準備は完了。インストールを開始します。


    インストール中。しばらく待ちます。


    インストール完了。


    インストール先のディレクトリ構成はこんな感じになります。


    ブラウザから「http://localhost」にアクセスしてみましょう。

    テストページが表示されれば完了です。